FC2ブログ

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【SKL】おいで、おいで。【剣遼】

2015.05.23 00:04|SS
 ちらっ、ちらっ。
 さっきから視線を感じる。ナイフの手入れをする俺の横に座っている真上が本を読むフリをしながら俺を見てる。
 かまってほしいのか。それとも甘えたいのか。どっちだろう。
「……」
 目線はあくまでナイフを見ながら、真上の様子を気配だけで察する。今は本を読んでいるみたいだ。
 ちなみにお互い、武器の手入れをしている時には話さない。武器は大事な商売道具だし、手元がうっかり狂うと大惨事になりかねない。だからそういうところは不干渉だ。
 ちらり。
「……」
 あまりにも分かりやすいアピールに笑い出しそうになる。そんなにかまってほしいのか。
 表情に出ないようにと努めているけど目は笑ってるかもしれない。口元も笑いそうだ。
「……ふっ、くくく…」
 あ、ダメだ笑っちまった。
「!」
 気づかれたのが恥ずかしいのか真上の頬がにわかに赤くなった。手入れを終えたナイフをホルダーに納め、引っ込みがつかなくなったので大笑いする。
「あっははは、お前…っ、ガキじゃねえんだからちゃんと言えよ、はははっ」
「…!!」
 真上が勢い良く立ち上がり、どっかに行こうとするのを手首を掴んで制止する。
「おいおいどこ行くんだよ真上ぃ」
「……どこでもいいだろ」
「拗ねた?」
「拗ねてない」
「怒った?」
「別に」
 ぷい、とそっぽを向かれてしまう。その拍子に髪から耳が覗く。案の定真っ赤っかだ。
「来いよ」
「……フン」
 言うこと聞きそうにないので俺も立って真上をぎゅーっと抱きしめてやった。「苦しい」と文句を垂れてくるがお構いなしだ。可愛いものは愛でる義務がある。
「ホントは何してほしかったんだ?」
「…言うか、この馬鹿」
 悪態をつきながらもなんとなく嬉しそうな真上をさらに抱きしめたら、背中をどつかれて呼吸が詰まった。

―――――――――――

かまってほしいけど言えない真上は可愛い(確信)
余談だけど武器のお手入れしてるのってカッコいいよね
読んでくださってありがとうございました
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

雪渓

Author:雪渓
スパロボ大好きなゲーマー腐女子。清く正しく変態をこじらせ中。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

  • ページトップへ
  • ホームへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。