スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【SKL】うつくしいもの【剣遼】

2015.11.23 00:00|SS
 可愛い、だとか、きれい、だとか。外見だけならそう思ったことは何度もある。
 だけど、中身もその器もきれいだと思ったのは、真上が初めてだった。
 真上の魂は青く燃えている。静かに、最小限の揺らぎで、確かにそこにある。無駄がなくてきれいだ。
 きれいだ、と褒めると真上は嫌な顔をする。
 どうやら自分の顔が相当嫌いなようだった。
 なんで、と聞いたら珍しく自分のことを話してくれた。作り物だから、定められたものだから、嫌なんだ、と。
 すっかり暗い顔になってしまった。そんな顔が見たいんじゃなかった。俺が好きなのは、もっと違う顔だ。
 そうじゃねえ、と真上に言い聞かせる。そんなものは関係ない、同じ顔のヤツがいてもお前じゃないと意味がない、と。
 ならば、と真上は問う。
 もしそいつがいたとして、果たして俺が分かるのか、と。
 当たり前だろ、と笑う。
 魂の色が違うから分かるんだ、と言ったら驚かれた。なんでだろう。コイツのことはまだよく分かってない部分も多い。
「『真上遼』は、オメーしかいねえだろ」
 俯いた。顔が見えなくなる。何を、思っているのだろう。
 か細い声で、ありがとう、と呟かれた声に、俺はそっと頷いた。
 生まれがどうしただの、普通じゃないだのは関係なかった。
 真上がいてくれたらそれで良かった。
 上げられた顔は、やっぱりきれいだと思った。




素直にきれいだと思ってる海動と、自分の顔が嫌いな真上の対比
最近こんな感じの考えが確立しつつあります
読んでくださってありがとうございました
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

雪渓

Author:雪渓
スパロボ大好きなゲーマー腐女子。清く正しく変態をこじらせ中。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

  • ページトップへ
  • ホームへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。