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【SKL】一粒にやきもち【剣遼】

2015.02.09 18:47|SS
「お前なに食べてんだ?」
 真上はラッピングを解いた箱の中から何やら茶色い物をひとつ取り出し、自分の口に入れた。
「チョコレート」
「そりゃ見れば分かるけどよ、オメーが買ってきたわけじゃねえんだろ」
「カイザーの整備に付き合っていたらもらった」
「誰に」
「整備の女だ。名前は知らん」
「…ふーん。で、お前は今日何の日が知ってんのか」
「何かあるのか」
「バレンタインデー、だとよ。くっだらねえ」
「ああ…そういうことか」
 海動は納得した真上の近くまで行き、箱のそばに置かれたメッセージカードを取り上げた。思いの丈が綴られたその文章を見た瞬間、海動は腸が煮えくり返るような怒りを覚えた。
「チッ、人のモンに手ぇ出すとはいい度胸だぜこの女」
「そんなもの放っておけ、いずれ諦める」
「ふん」
 そうは言われても腹が立つものは仕方がない。いくら真上が他の女性にまったく関心を示さないからといって、横からかっさらわれたらたまったものではない。
 真上が最後のひとつを口に入れた途端、その時を見計らって海動が唇を塞ぎにかかった。
「…ッ」
 驚いたせいで唇が緩み、易々と舌の侵入を許してしまう。まだ固形を保っていたチョコレートは海動の舌にさらわれ、口内には胸焼けがしそうなほどの甘さが残った。
「……甘い」
「なんかチョコよりお前の唇の方が甘い気がする」
「変なことを言うな、馬鹿」
「な、それより」
 机に無造作に積み上げられたチョコレートの箱の塔に海動は視線を向けた。意図に気づいた真上は海より深いため息をついて、
「…多少は手加減しろよ」
「俺がすると思ってんのか?」
 チョコレート味のキスに酔わされ、二人はお互いに喰らい合った。


――――――――――――

バレンタインデーキッス的な何かが書きたかった
真上ちゃんはきっとモテモテ(黙ってれば美形だからね)
ちょっぴり嫉妬するくらいがちょうどいい
読んでくださってありがとうございました
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